雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ13)

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白「ｸﾞｽｯ、もうおわりにする、ﾋｸｯ」

慎『1回休憩して、右のお耳もやらせてほしいから、もうちょっとかかるかな〜』

白「うわぁぁぁん、やだぁぁぁぁぁ！」

紫『嫌だねぇ、でもこのまま真都のお耳バイ菌さんの住処にしちゃったらさ、ずっとお耳痛くなっちゃうよ？頑張って治して帰ろうよ。ね？』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、ﾋｸｯ、もうひとりじゃがんばれないの、ﾋｸｯ」

紫『辰兄も一緒に居るよ？お手手繋いでるし、真都が怖いって思う気持ちちゃーんと分かってるから。』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、ﾋｸｯ
まいとがんばってみる、ﾋｸｯ」

紫『お、偉いじゃぁ〜ん
じゃあ、右のお耳上にしてゴローンしよっか。』

白「ﾋｸｯ、」

紫『大丈夫、ちゃんとお隣居るでしょ？』

白「こわい、ｸﾞｽｯ」

紫『大丈夫、お兄ついてるよ。』

慎『じゃあちょっと痛いよ〜』

白「うぅ、ｸﾞｽｯ」

慎『ごめんね、痛いよね。』

紫『痛いね、お手手ぎゅーってしていいからね。』

慎『ん麻酔終了〜
ちょっと体の力抜いてていいよ〜』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、どっちのおみみもいたかった、ﾋｸｯ」

紫『そっか、それは嫌だったね。

今はどう？ちょっとぼわぼわ〜ってしてきた？』

白「ｺｸｯ､おみみなんかへんなかんじ…」

紫『お、効いてる証拠だね〜』

白「…たつにぃ、ごめんね…
まいとたつにぃにかくしごとしてた…」

紫『うん、辰にぃもごめん。
ひとりで行けなんて言っちゃって…
まいとは偉いね。1人で頑張って病院来てさ。』

白「まいとわるいこだったから、みんなまいとのことしらない、ってするかなって…」

紫『しないよ。
真都ちゃんと反省してるもんね？』

白「ｺｸｯ､」

慎『よし、じゃあ綿外すよ〜
もうすぐ終わるから楽しいこと考えてな？』

白「うん、」