雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ21)

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早く元気になろうねページ21

桃side

今日は珍しいことにみんなお仕事。
医療系だけじゃ無いから、都合つけるの結構大変だったらしい。

受『あの〜、大介さん。
真都君からお電話入ってます。』

桃『え？あ、ありがとう！』

桃『お電話変わりました〜大にぃです〜
あれ、もしもーし？あれ？』

白「…にぃに、」

桃『なぁに？どうしたの？』

白「…はいたぁ、」

桃『え？どこで？』

白「おうち、ｸﾞｽｯｵｴｯ、ｹﾞﾎﾞｯｹﾞﾎｯ、ｯﾊｧ」

桃『お家の中？』

白「うん、ﾋｸﾞｯﾋｸﾞｯ、たすけてぇ、」

桃『今、気持ち悪い以外にどこか痛いとかある？』

白「ｯﾊｧ、ない、ﾋｸﾞｯ、」

桃『今から行くからさ、その場で待っててくれる？』

白「うん、ﾋｸﾞｯはやく、きて、ｵｴｯ、ｹﾞﾎﾞｯ」

桃『真都〜お電話そのまま繋いでてね。』

そう伝えて、近くで話を聞いていた翔太と2人で真都の元へ。

その間、何度か苦しそうに吐いてて、結構重症だと涼太にLINEをした。

ｶﾞﾁｬｯ

桃『真都〜？大にぃ来たよ〜
おトイレ？』

白「うん、ﾊｱｯ、ｵｴｯｹﾞﾎﾞｯ」

青『とりあえず、袋持ってきた。
着替え持ってくるわ。』

桃『ありがとう！
真都〜、ちょっと腕貸してね〜

…脈拍に問題は無しか…

真都、気持ち悪くなったのはいつから？』

白「おうち、かえ、ってきて、ﾊｱｯ、しゅくだいしてたらっ、ﾊｱｯ、」

桃『そこからずっと気持ち悪かった？』

白「うん、ﾊｱｯﾊｱｯ、ｵｴｯ、ｹﾞﾎﾞｯｹﾞﾎｯ」

桃『なかなか気持ち悪いの治らないねぇ、
お腹痛いなぁとかは無い？』

白「ちょっとだけ、ｯﾊｧ、」

青『着替え持ってきた！
いつでも行ける！』

〜♪

桃『はい、雪見大介です。

あ、涼太！』

赤『一旦、途切れたから電話した。
どんな感じ？』

桃『ん〜、結構吐いてるね。
少しだけ腹痛出てきたみたいで、ちょっとキツそう。
脈拍は問題ない。呼吸は、ちょっと早め。
顔色はちょっと青いかな。』

赤『ありがとう。
ちょっと真都に聞こえるようにして欲しい。』

桃『了解。

はい、いいよ！』

白「すずにぃ、ﾊｱｯﾊｱｯ、ｵｴｯ、」

赤『真都、気持ち悪いの最初と比べたらどうなってる？増えてる？減ってる？変わらない？』

白「ちょっとふえて、ﾊｱｯ」

赤『もうすぐでお仕事終わるから、ちょっとおうちで待っててくれる？』

白「わかったぁ、ﾋｸﾞｯ」

赤『大にぃ、翔太。
バックパック持って帰るから、それまで様子見てて！』

2人『分かった！』