雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ36)

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桃side

てな感じで、辰にぃの方は大丈夫なんだけど…
真都がね…

白「いぎだがっだぁ、
まいとげんきなのぉ〜」

桃『今はお咳も出てなくて元気かもしれないけど、また苦しくなっちゃったら嫌でしょ？』

白「でもいぎだい"ぃぃぃ〜！」

紫『真都〜？それはわがままだよ？』

白「わがままじゃないの！まいとげんきだからぁぁ！」

紫『じゃあ、お胸の音聴いてみようよ。
それで大丈夫だったら、行こうよ。』

白「ｯｸﾞｽｯ、」

まあ、自覚症状はあるから音聴かれたら無理って言われるのは分かってるし、なんなら治療されるかもしれないから簡単にイエスとも言えないよね…苦笑

紫『どうしたの？真都元気でしょ？
お胸の音聴かせてよ。』

白「…ｸﾞｽｯ、やだ、ｯｸﾞｽｯ」

紫『どうしてよ笑
元気だから行けるって言ってたじゃん。』

白「ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯ、」

紫『ずっと真都が楽しみにしてたのも分かるし、本当なら一緒に行きたかったよ？
けど、無理したらこの先ずっと行けなくなるかもしれないの。
だから、今日はやめておこうねってお話したのね？』

白「ｯｸﾞｽｯ、うぇぇぇぇん、

ｸﾞｽｯ、わかった、きょういかない。がまんする。」

紫『真都は賢いからちゃんと分かってくれて嬉しい。
我慢できて偉いな。
治ったらまた行こう。な？』

白「ｺｸｯ、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、うぇぇぇぇん…」

そのまま泣き疲れて寝ちゃった真都。
和室に連れて行って、布団をかけて一旦休憩。

桃『ありがとう。助かった。』

紫『いいっていいって笑
負ける訳にもいかないから笑』

紫side

その後小一時間くらい寝てたけど、そろそろお昼だし起こそうかってことで、和室に向かったんだけど…

これ…熱あるんじゃね…？

起こさないように体温計を挟むと、まあ、37.8℃と結構な熱…苦笑

白「んっ…？」

紫『お、真都起きたね〜
寒くない？』

白「ちょっとさむい、」

おっと…汗
寒いってことはこれから上がるってことじゃね…？苦笑

紫『そっかぁ、もう少し寝られそう？
寝られそうなら毛布足してあげるよ。』

白「ねる、」

紫『じゃあ毛布持ってくるね。寝てていいよ。』