雪見さん家の末っ子は病弱!?8

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紫『お待たせ〜真都。
ゆっくりでいいからね？』



白「おわったぁ…」

紫『ん、じゃあお熱測ろっか。
下がってるかな〜』



ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ、

紫『お、どれどれぇ？

おっと、高めだねぇ…苦笑』

38.7℃と下がるどころか上がってきた真都。
とりあえずポカリを飲ませようとするけど…

白「もういらない、」

紫『あとちょっと飲めない？』

白「ﾌﾙﾌﾙ」

えぇ、ちょっと水分取れないってなるとあれしかないんだけど…

桃『真都〜？ご飯食べよ〜？』

白「やだ、たべない、」

桃『え〜なんでよぉ〜
一緒に食べようと思って待ってたのにぃ〜』

白「…ぐあいわるいの！
だいにぃのいじわる〜！」

桃『ごめん、ごめん笑
ご飯食べられないくらいしんどいの？』

白「ｺｸｯ、でも、がまんできる、」

桃『いやいや、我慢はしないで？笑
…じゃあ診察頑張っちゃおうか。しんどいのなんのお薬使ったら良くなるか、涼太に診せてあげて？』

白「んーんっ、もしもしやだぁ、」

桃『しんどいの治してもらおうよ。』

赤『真都〜もしもしと喉診るだけだよ？』

白「…うそつきするから、」

赤『嘘つき？例えば？』

白「…いつもそうやっていってちっくんするもん、


やだ。」

赤『そうだね、それは確かに嘘つきだね。
それはお兄謝らなきゃ。ごめんね。』

白「ｺｸｯ、でも…」

赤『ん？』

白「いつもおにぃちっくんするとき、ごめんねっていう。つらそうなの。だからまいとがまんするの、」

紫『っ、そっか。この前ごめんねじゃなくてありがとうって言わなきゃダメよってお約束したのに、もうお約束破っちゃったね…ダメなお兄達だね…

でもねお兄達、真都にいーっぱい我慢はしてほしくないなぁ。
我慢ずーっとしてたら、真都だけいーっぱい苦しくなっちゃうもん。
そんなのお兄達嫌だよ？』

白「ｺｸｯ、ｯｸﾞｽｯ」

紫『っし、じゃあいつものありがとうのぎゅーしよ？笑』

白「うん、！」





赤『あのぉ…愛し合ってるところ悪いんですが、診察してもいいですか〜？』

紫『あぁ、ごめん！
真都出来そう？』

白「っ、ｺｸｯ」

赤『お、じゃあゆっくりやろうか〜
上の服あげるね〜
お、真都お手伝いありがとう。
ゆっくりすーはーだよ〜』

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