雪見さん家の末っ子は病弱!?8 (ページ39)

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赤『…うん、ありがとう真都。
汗もかけてるし、熱下がってくると思うからもう1回解熱剤いれて様子見しようかな。
この後もご飯食べられないとか水分取れないとかなったら補液考える。』

紫『おっけー！』

桃『とりあえず解熱剤とアイシングの物だけ持ってくるね。』

赤『ありがとう！』

紫『よし、じゃあ真都は準備しますかねぇ〜』

白「なに、するの…？」

赤『お熱下げるお薬いれてあげようね。』

紫『ちょっと体勢変えるよ〜』

そう言ったところで真都の呼吸が速くなった。

白「ｯﾊｧｯ、ﾊｱｯﾊｱｯﾊｱｯﾊｱｯ、ﾊｱｯ」

紫『真都〜？
ゆーっくり深呼吸してみようか〜

吸ってぇ〜吐いてぇ〜、真都聞こえてる？
真都〜？』

ちょっと意識混濁してんな…

赤『真都〜？ちょっとお洋服緩めるよ〜
大丈夫だからね〜』

白「ｯﾊｧｯ、ｹﾞﾎﾞｯ、ｹﾞﾎﾞｯ、ｵｴｪｯ」

赤『全部出しちゃおうね。』

紫『一応ジェシーには連絡した。』

赤『ありがとう。
真都〜今からジェシー君たちの病院行くからね。
何も怖いものないから、お兄達と一緒に頑張ろうね。』

紫『真都〜もう着いたからね。
よくここまで頑張ったね。偉い偉い。』

赤side

ジ『真都預かるよ。
熱は今日の朝方から？』

赤『うん、ずっと下がんなくて8時くらいに解熱剤の座薬いれた。』

ジ『真都〜ジェシーだよ？分かる？
分かったら手ぎゅーってして教えて？』

…ｷﾞｭｯ

ジ『ありがとう真都。
ちょっとモニターだけ付けさせてね。

こーち、ルート確保して採血もお願い。』

優『分かった。
真都〜ちょっと手借りるね。』

白「…！んえぇぇぇぇぇ〜いたぁい、」

優『真都〜もう少しで終わっちゃうからちょっと待っててね〜』

赤『ちょっと反応出てきたかな。』

ジ『頭の為にも熱は下げたいね…
とりあえず座薬して様子見しよう。準備してくるわ。』

優『よし、真都頑張ったぁ〜
お手手楽にして大丈夫だよ〜
今は暑い？それとも寒い？』

白「ちょっとあつい、ﾊｱｯ」

優『そっかぁ、教えてくれてありがとう。
お熱測ってもいい？』

白「っ、…ｺｸｯ」

優『お、ありがとね。
ちょっと腕失礼〜』