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「てかさー、Aさんまだ日本帰んないの?」
康二とA見てるとまどろっこしくて。2人さっさとより戻せよ!って感じでちょっとイラつき気味のラウール。
すると、Aがなんだか真剣な面持ち。
「TETSUYAさんは知ってるけど、ラウールくんにも話していい…?」
「え、なになに?気になる〜」
ーーーーー
「ていう訳なの…」
*安定の説明が雑
Aはオリジナルブランドを立ち上げる事になった。ブランドのコンセプトは『向井康二とリンクコーデ』
康二には専属モデルになってもらいたいと思っている。
そしてブランド名は『JI-KO•O•SHI』←リバースすると…
「しおこうじ」
「そうそう♪」
「ブランド名『なにしとんねーん』て康二くんからツっこみ入りそう」
「そうかな。でもね、私にはこれしか思いつかなかったの。『じーこおし』」
ラウール、すぐにピーン⭐︎ときた。
「『ジーコ推し』って意味だよね」
「うん…//」
照れくさそうだけど、すごく愛おしそうな顔してる。
「なんだよもう…Aさん最高なんだけど」
そう言うといきなり抱きついてきた。
「えっ、ちょっ//ラウールくん?」
「康二くんの事好きすぎでしょ…、なんかもうヤバいって…」
ラウール泣いてるし。
「なんでラウールくんが泣くの〜?やだ、私も泣けてくる」
「だって康二くん、めっちゃ愛されてるから…エモすぎんだよ…」
2人抱き合ってしばし泣いた。
ーーーーー
「ところでさ。ラウールくんって ハリー・ポッターにハマってなかったっけ?」
切り替え、はえーな。
「 ハリー・ポッターは好きだよ。ていうか、SnowManみんな ハリー・ポッター好きだよね」
「これ、すごくない?」
ラウールの返事もそこそこにあしらいつつ、データフォルダから数枚の写真を見せてくる。しかもかなり自慢げ。
背の高い男の人2人の間にA。
「この2人かなり身長あるね。僕くらい?いや、それ以上かも」
ラウールはまだ気づかない。
「ラウールくん、この双子わからない?」
「双子?」
そう、この2人は背格好も顔もそっくりな双子。
ハリー・ポッターで双子といえば…
「えー、まさか双子のフレッドとジョージ??」
「そうなの!双子役のP兄弟がユッキーさんの店に来てくれたの!」
「あ、yukihiroです」
ずいぶん放ったらかされてたけど、Aがロンドンで働いてる店のオーナー兼店長であり、TETSUYAの友人だ。
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作者名:ミズ | 作成日時:2024年3月24日 19時