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「昔から ハリー・ポッター大好きで、双子のウィーズリー大好きで、フレッドが大好きで、フレッド役のJamesが大好きで…」

よく喋るなぁ…


「Aさん、康二くん以上に双子好き好き言ってない?」

 "さっきの康二くん好きすぎなくだりの感動返せー"


「だって当時はほんとに大好きだったもん!双子がゴブレットで来日した時、アメ横まで会いに行ったんだから!」


その時の写真だよと、また見せてくる。


「この真ん中の女の子がAさん?」


写真の構図は今よりずっと若い双子と、2人の間に小学校低学年くらいの女の子。


「私です。2005年の頃だから私まだ8歳。ラウールくんなんておぎゃーの時代じゃん」


確かに。今より22年も前の事だとそうなる。


「それよりAさんが ハリー・ポッター好きだったとは初耳〜」


ラウールも興奮気味。


ハリー・ポッターで話が弾みまくる。


「こっちも見て」

今度は ハリー・ポッターに出てくる建物とか景色とか。

「うわー、聖地巡礼ってやつ?めっちゃうらやま〜」


なんか、ロンドンコレクションとかどうなった? ハリー・ポッターの話しかしてない…


「Aさんと ハリー・ポッターで語りたい〜。佐久間くんがAさんと語りたいっていうの、今ならすげーわかる気がする」


すっかり意気投合しちゃった2人。


「ねぇねぇ、俺らも写真撮ろっ」

「うん」

スマホカメラに向かってラウールが動脈ピース。

「それ、まだやってるんだ」

懐かしそうなA。

「なに言ってんの。動脈ピース今めっちゃバズってんだよ!そう思うと康二くんて、すごいよね。すっごいごいごい…」

「えー、そっちも流行ってるの?」

「うん、あの男はずーっとやり続けてるね」

「そっか…」

なんか、康二がギャグやってるのが目に浮かぶようで…


「ぐずっ…」


「えー、なんでまた泣く?」


感情の起伏が激しいA。


ーーーーー

「ラウールくんのロンドンコレクション見れて良かった。今日会えてほんとに良かったよ。ありがと」


「僕もAさんに会えてうれしかった。ありがと〜」


そう言うと、またハグしてくる。


「なんかSnowManの人たちって距離感近すぎだよね…」


少々困惑してるAだけど


「Aさん大好き〜」


すっかり懐かれちゃってます。



ロンドンコレクションを終えたラウールは日本に帰って行った。




*****

ラウールとのくだり、長すぎですね。 ハリー・ポッターは完全に私が大好きなだけでアメ横に双子に会いに行ったのは実話です。




.

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設定タグ:向井康二 , SnowMan   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ミズ | 作成日時:2024年3月24日 19時

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