La reine des Neiges…[６] (ページ20)

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三宅「ほら、食べよぜ！」

『あ、はい。いただきます！』

三宅「いただきます！」

ご飯を食べ始めて少しすると…

三宅「全然進んでないじゃん。食欲ない？」

『え、そんなことは…ただ食べるの遅いだけですよ(笑)』

三宅「いや、いつもより食べてないね。元気もないし…なんかあった？」

『そういうわけじゃないですけど…』

三宅「もしかして、まだあのこと気にしてんの？」

『え、いや……まぁ少し』

三宅「やっぱりな…だと思ったわ」

『…なんで…』

三宅「なんとなく。昨日のゲネの感じだと納得してないんだろうなって思ってさ」

『バレてましたか…』

三宅「まーね。ってか話し合って決めたことなんでしょ？あいつらもそれを望んでるのに、ゆきは何が不満なの？」

『不満っていうか…今回の舞台は6人で立ってるわけだから、あの形で披露するのは違うかなって』

三宅「それはそうだけど。あいつらは、ゆきも含めてSnowManであって一緒に舞台に立ってると思ってるからこそのあの決断じゃないの？」

『……』

三宅「まぁ、ゆきの気持ちも分からなくはないけど…でも滝沢だって良いって言ってんでしょ？」

『…そうですけど』

三宅「なに？」

『メンバーの気持ちは凄く嬉しいんです。私のことも考えてくれてあの形にしてくれたって分かってるつもりです。でも、実際には一緒に舞台に立つことなんて叶わないから…それを見守ることしか出来ないのが悔しいんです』

三宅「なるほどね…」