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三宅side.
なんの話かというと、それは滝沢歌舞伎の稽古が始まってすぐの頃…
あの日、ゆきは高校の授業の関係で遅れてくる日だった
滝「ちょっとSnowManは集まって」
スノ「「「はい！」」」
SnowManが集まると、滝沢はメンバーの顔をそれぞれ見ると話し始めた
滝「今回の舞台でSnowManの新曲を披露する場を作ろうと思っててな。衣装は健くんが、ダンスは五関が担当してくれる」
佐「え！新曲！？凄いじゃん！」
宮「佐久間…まだ喜ぶのは早いかも」
佐「え？なんで？だって新曲だよ？」
岩「あの、滝沢くん…舞台で初披露ってことですけど、それはAちゃんも一緒にということですか？」
滝「いや、今回も例年通りAの出演はない」
佐「あ…そっか…」
深「つまり6人でのパフォーマンスになるってことだよな…」
阿「あの、それはつまり新曲は6人の曲ということでしょうか？」
滝「いや、ちゃんと7人の曲だ。歌割りもAを入れて作っている。ただ舞台で披露するにあたり6人バージョンにする予定だ」
渡「だったら俺は7人でのパフォーマンスがいいです」
宮「翔太？何言ってんの？Aは舞台に立てないんだよ？」
渡「わかってるよ。けど、あいつも入れて7人でSnowManなんだろ？なのに6人として披露するのは俺は嫌だ」
深「そりゃ、俺だって嫌だけどよ…」
佐「出れないもんはどうしようもできねーじゃん」
阿「そうだよ…」
岩「……あの滝沢くん、お願いがあります！」
滝「なんだ？」
岩「Aちゃんの立ち位置、歌割りを入れたままで披露させてもらえませんか？」
深「照！？何言ってんの？そんなことできるわけ…」
三宅「いーんじゃない？」
滝「健くん？」
三宅「俺はお前らがそれでいいと思うなら反対しない。滝沢は？」
滝「すぐには決められない…スタッフも含め話し合いが必要だな」
その後、幾度となく話し合いの場が設けられ、結果として立ち位置は7人ver.で、歌割りに関してゆきの歌唱部分は音源を流す形で6人が披露することになった
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作者名：瑠華 | 作成日時：2024年3月26日 16時
