La reine des Neiges…[６] (ページ42)

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それから今日の舞台での動きなどの細かい確認などを終えると…

『あとさ…その…』

目「ん？どうしたの？」

『えっと、その体調とか大丈夫かなって…』

目「え？」

『ほら、私のせいで変な体勢で寝かせちゃったし。睡眠時間も短かったんじゃないかなって…』

凄く申し訳なさそうな顔で話し始めたから何かと思えば、Aちゃんが悪いことなんて何もないのに…

目「あー！そういやそうだったね。言われてみれば腰が…」

『え、嘘！大丈夫！？…ごめん！』

目「あはは(笑)冗談だよ！大丈夫！」

『え、冗談？…もぉーっ！！』

目「ごめん、ごめん！それにあの後、家で少し仮眠もできたから平気だよ！」

『本当に？』

目「うん！それに練習に付き合ってもらって無理させたのは俺の方だよ。それこそAちゃんは大丈夫？俺より入りが早かったなら寝れてないんじゃない？」

『私もね、ここに着いてから寝たから大丈夫だよ(笑)』

目「そう？なら、良かった」

『心配かけてごめんね』

目「全然！」

そんな話をしていると、廊下の奥からスタッフがやって来て…

スタ「深雪さん、少し確認したいことが…」

『あ、私もちょうど話があったんです！…目黒くん、ごめん』

目「大丈夫だよ。行って？」

『ごめんね！今日から頑張って。舞台袖からだけど見守ってるから！』

そういうとAちゃんは足早にスタッフと話しながら舞台の方へと向かって行った
俺はその姿を見送ってから楽屋へと戻り準備を始めた