La reine des Neiges…[６] (ページ46)

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深澤side.

Aちゃんが出て行ってからは本当に休憩してて、しばらくすると戻ってきた

『戻りましたー。時間取ってもらってごめんね？』

阿「千秋さん、なんだったの？」

『あー、あのね来月からドラマの撮影が急遽入ることになって、その話…』

宮「それって7月クールのドラマってこと？」

『うん、そうだよ』

渡「は？何でそんな急に？」

『予定してた人が出れなくなって、私に出演依頼が来たらしくて』

阿「え、なら撮影期間がサマステと舞台の稽古に被ってくるんじゃない？」

『まぁ、そうなるかな』

佐「大丈夫なの？」

『んー正直不安ではあるけど…でも、前と違ってみんなが傍にいてくれるから気持ち的には違うかな』

渡「それでも、お前ぜってー隠れて無理すんじゃん」

『でも、この話1度は断ってるらしくて…それなのに、また声かけてもらえたんだよ？それを断るなんて出来ないもん』

宮「Aの気持ちもわかるけど…」

あれ以来、こんな風に仕事が重なることがほとんどなかったから全員Aちゃんが以前のようにならないか心配で堪らない様子。でも俺は…

深「いーじゃん、やれば」

スノ-深「「「ふっか！？」」」

岩「何言ってんだよ！またAちゃんが倒れでもしたら…」

深「そうならない為にも俺ら一緒に住んでるんだろ？それにAちゃんまで話が来たってことは、滝沢くんも許可してるってことだし。Aちゃんがやるってんなら、俺らは支えてやるしかないじゃん」

阿「そうかもしれないけど…」

『みんなが心配になるのも仕方ないと思う…でも、どうしてもやりたいの。無理は絶対しない！ツラくなる前に言うから…お願い！！』

岩「……わかったよ」

宮「そこまで言うなら、仕方ないね」

渡「まじで無理すんなよ？」

『うん、約束する！』

その後なんとか全員納得したところで、練習を再開した