ルシエルブルー2《S.Watanabe》 (ページ22)

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次の日の朝。
目覚めたら隣には翔太が……

はっ！！！！お互い全く何も身につけてない。

激しい夜を思い出して恥ずかしくなった。

外が明るくなるまで…もはや夜ではなかった。

とりあえず服…と思ってベッドから出ようとしたのに
腰の鈍い痛みに動きが止まってたら

また中に戻されて、後ろから抱きしめられるような体勢に。

「わっ、翔太……起きてたの？おはよ…」

渡「ん、おはよ……腰痛いの？」

「誰のせいだと思って…ぁっ！」

まだ寝ぼけてそうな声だったのに、
手は私の胸をとらえている。

「翔太、もう朝だし…、体が、んっ、ちょっと…当たってるんだけど…」

おしり付近に当たるものは聞かなくても分かる。

渡「んふ、当ててんの」

ふと時計を見たら、時刻は10時を少し過ぎた頃。

「ねえ、みんな帰ってくるかも…っ、ん、」

渡「じゃ、帰ってくる前に…」

と朝から結局激しく運動してしまったわけで、

夜から続いていた行為の痛みが増している。

「翔太……細いのに体力ありすぎ…」

渡「ははっ、そりゃどーも笑」

服を着て、2人で階段を下りると
リビングにはすでに康二くんと舘さんの姿。

…まって、いつからいた？

宮「あ、おはよう〜」

向「2人ともおはようさん、いつの間にかいなくなっててびっくりしたわ」

「お、おはよ…」

渡「ごめんごめん、涼太には言ったんだけど」

宮「2人ともご飯は？」

「あ、食べたい。お腹空いた〜」

渡「俺も食うわ」

向「そら腹減るよなーあんだけ運動すれば……あ、」

宮「康二……言うなって言ったのに…笑」

渡「おまえら…聞いてたのかよ」

「恥ずかしすぎる…だから言ったのに…」

キッチンにいる舘さんとソファに座ってコーヒーを飲んでる康二くん。

そりゃこんだけまったりしてればちょっと前からいたの想像できるか…。

翔太が康二くんの隣でコーヒーを飲みながら笑っているのをカウンターから眺める。

宮「体、大丈夫？」

「えっ、」

宮「セクハラか？これ？笑」

「大丈夫、です…//」

宮「この様子だと、バレたんだ？キスのこと」

「舘さんの言う通り…蓮がバカ正直に話したっぽくて」

宮「なんか想像ついたわ笑」

それから朝ごはんを食べて、それぞれ出勤した。

康二くんは写真を撮りに散歩する、と外に出ていった。