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舘さんも翔太も次の日は仕事だから
早めに切り上げてお風呂に順番に入ってそれぞれの時間。
もう日付けが変わって、寝つきが悪くて
自分の部屋でゴロゴロしてるとスマホから通知音。
翔太俺の部屋来て
翔太起きてたのか。
…自分で来た方が早くない？と思ったのは
ここだけの話にしとこ。
部屋を出たら偶然康二くんの部屋のドアも開いた。
向「お、Aちゃんも寝れんの？笑」
「あっ、うん、ちょっと…目が冴えちゃって」
向「俺もやねん、ちょっと飲まん？」
「えっと、そだね！ちょっと先に行っててくれる？」
向「わかった、準備してるわ、さっきのと一緒でええ？」
「うん、ありがと」
つい話の流れでOKしてしまった。
まあ、いいよね、たまには…。
別に悪いことしてないし。
翔太の部屋のドアを開けようとしたら
その前に扉が開いて、転びそうになった。
「うわっ、ちょっと…危ない、」
渡「俺が先だったのに何で康二と飲もうとしてんの？」
抱きとめてくれた翔太が少し不機嫌そうな顔して言った。
「それは…ごめん、まだ康二くんに言ってないし、」
渡「あー、ごめん、俺、マジで俺じゃないわ。
うん、ごめん、ゆっくり飲んできて」
「…翔太も一緒にのむ？」
渡「いや、多分明日起きれないからいい。
寝不足だとハサミ持つの怖いし。」
「明日は美容室の日か。」
渡「言ったろ、俺人気なんだって笑」
「うん。でも見たことないもん」
渡「今度おいでよサロンに」
「…うん、考えとくね、じゃあそろそろ下行く」
渡「また明日な」
「うん、おやすみ」
1階におりて、康二くんが用意してくれたお酒を飲みながら
作ってくれてたおつまみを食べる。
向「…Aちゃんはさ、めめのこと…どう思ってるん？」
「え？蓮？蓮は……なんだろ、仲良い友達？」
向「高校から一緒やろ？恋愛感情とかなかったん？」
「んー、正直言えば昔はあったよ、
でも…今はもう諦めたというか吹っ切れたというか」
向「え？好きだったん？何で諦めちゃったん？」
「…高校の時から、蓮は私の事そういう対象じゃないって分かってて。
これ以上傷つきたくなくて、諦めたの」
向「…もし今めめに好きって言われたらどうするん？」
「私、もう蓮のことは思い出にしてるから。
友達として仲良くしていきたい
蓮もそう思ってるはずだし。」
向「…そか。あ、これ食べてみてや」
「あ、うまー！」
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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Дﾟ;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (
レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ | 作成日時：2024年2月12日 22時
