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菜「で、何でそれを私に聞くの笑」
「いや…なんとなく…」
菜「その美容師がどう思ってるかじゃなくて
Aはどう思ってるの？
その美容師が心残りなら沖縄なんて行かない方がいい」
「そりゃ、そうなんだけど、」
私の話なんて興味無いような感じで
ガパオライスを食べている菜月。
と、隣でカレーを食べてるラウちゃん。
ラ「なんかめめ今課題のことで聞きに行ったから
昼適当に食べるって、んでなんの話し？」
菜「Aが沖縄行かないって」
ラ「あ、行くつもりだったの？」
「え？」
ラ「いや…めめが誘ってるだけで何も言ってこないし
一緒に行く気はないんだと思ってたよ笑
やっぱりめめ、動くの遅すぎたね〜」
菜「意外とラウは周り見てるからね？笑
自分に正直に生きなよ〜」
なんて、ほのぼのしてる目の前のカップル。
菜「恋愛経験ないわけじゃないんだしもうそろそろ気づいてるっしょ？
自分の気持ちに」
「自分の気持ち…」
ラ「今回に関しては、めめと沖縄行きたいかー
美容師さんと一緒にいたいかだよねー」
菜「ヒント出しすぎじゃない？笑」
私が沖縄に行くのをためらっている理由は、
翔太に言われたから…っていうのが大きいかも。
このままだと多分翔太のこと頭から離れないまま
沖縄行くことになる…
それなら最初から行かない方がいいと思った。
「私ちゃんと蓮に断ってくる。」
菜「うん、それがいいね」
ラ「あー夏休みのうちにもう1回くらいバーベキューもしたいね！
あの家居心地最高だったし」
菜「わかるー！美容師ももう1回見たいし」
「うん、みんなに言ってみるね
次は翔太も仕事ないときに調整してもらうね」
菜「うん、よろしく！この前は全然話せなかったから
どんな手使ってAを取り込んだのか聞き出してやる」
「言い方悪いな笑」
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作者名：ゆきんこ | 作成日時：2024年1月30日 16時
