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自分の部屋だと集中できず、リビングで課題をすすめる。
「ふーーっ、うわ、もうこんな時間？」
宮「おつかれー、何度か声掛けたんだけど全然気付かないから笑」
「えーっ、ごめんなさい、私集中するとまわり見えなくなっちゃって、」
宮「んーん、大丈夫だよ、無意識にコーヒー飲んでくれてるみたいだし良かった笑」
気付けばほぼ空のマグカップ。
舘さんがわざわざいれてくれたのか。
宮「康二はもう部屋にいて、俺ももう寝るからお風呂好きな時に入りな？
翔太は今日遅くなるって言ってたから、寝る時電気消しちゃっていいよ」
「わかりました、あ、コーヒーありがとうございます」
宮「うん、おやすみ」
「おやすみなさい」
さっとお風呂をすませて、途中だった課題をやる。
すると玄関のあく音。
遅くなるって言ってたからてっきり日付超えるかと思ったら割と早く帰ってきた渡辺さん。
いまいち距離感がまだ掴めなくて、よそよそしい。
でも何も言わないのも変だと思って
「…おかえりなさい」
渡「…ただいま」
え………不覚にもかわいい…と思ってしまった…！
思春期だけどちゃんと返事はしてくれる男子って感じ。笑
そのままお風呂場に直行した渡辺さんを横目に
少しニヤニヤしてしまった私。
「やば、課題課題……」
集中して仕上げて、あと細かく修正するだけというところで紅茶でも飲もうかな、と思ってキッチンの方へ。
「ぅわっ！！！…すみません」
渡「おっ、え、俺ちょっと前からいたけど」
目の前に首からタオルかけて上裸の渡辺さん。
「すみません、集中してるとまわりの音シャットダウンしちゃうんで…」
渡「…なんか飲む？」
「いや、はい、飲みますが…あの、服着ていただけますか…」
渡「風呂上がりはあちーんだよ」
と冷蔵庫からペットボトルの水を取りだして
ソファにかけてあるTシャツを着る。
なんか飲む？とは…とりあえず言っただけかな…笑
でもすぐシャツ着てくれたりして…。
ここに来てすぐ常備しているピーチティー。
ホットにもアイスにもできるタイプを見つけて即買い。
アイスにして飲も。ガムシロをひとついれる。
渡辺さんが座っているところに目を向けると
なんかすごい機械とスキンケア用品の数。
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作者名：ゆきんこ | 作成日時：2024年1月30日 16時
