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周りのJrからはナメられ、レッスン中に振付師にも死ぬほどナメられ、そんな中でもメンタルが強い私は気にせずに過ごしてきた。
そんな中、
｢凪ちゃんって強いんだね。｣
悪意のない言葉を最初にかけてきたのは同期の宮舘涼太だった。
『別に普通じゃない？』
宮舘｢いや、強いよ。あんなに周りにバカにされてるのに常に真っ直ぐで…すごくかっこいいと思う。｣
『…はは、お世辞だったり？』
宮舘｢いや本気。｣
『そりゃありがとう。』
涼太とは次第に話すようになり、同期なのもありすぐに仲良くなれた。
勿論、私と涼太を揶揄うJr達もいたが、
『そんな話で盛り上がれるなんてガキ臭…子どもっぽいね。良いと思うよ、若くて。』
そう言えば黙った。
宮舘｢…やっぱりかっこいいよA。｣
『どーも。』
毎回かっこいいと褒めてくる涼太にもそろそろ呆れてくる。
ある日のレッスン中、たまたまジャニーさんが見に来た。
私はすぐにジャニーさんに気づき手を振った。
この間、社長だからと頭を下げたら怒られた。
もっとフレンドリーで良いと、僕とYouは友達なのだから軽くて良いと言われた。
いつも通り、レッスン中振付師さんは私を責め立てる。
｢だから何度も違うと言ってるだろ！はぁ、これだから女は…｣
｢バク転もできない非力には無理だよな！｣
この人社長が見てるの気づいてないんだなぁ。
そう思いながらもいつも通り適当に返事する。
ｼﾞｬﾆｰ｢You。｣
｢ッ、社長、いらしてたんですね…｣
ｼﾞｬﾆｰ｢もう、やっちゃいなよ。｣
ジャニーさんは振付師さんに何も言わず、私にそれだけ言った。
別に止められてたわけじゃない。
やる機会がなかったからやらなかっただけ。
他のJrの前に立ち、深呼吸する。
ｼﾞｬﾆｰ｢やれ。｣
ジャニーさんの言葉の後に、私はバク転からのバク宙を披露してやった。
ジャニーさんは笑いながら拍手し、初見のJrや振付師さんは驚いた顔で固まった。
ｼﾞｬﾆｰ｢やっぱり綺麗だね、Youのアクロバット。｣
『ありがとうございます。』
ジャニーさんは満足したのか去っていった。
その後の私のJrや振付師さんからの扱いは大きく変わった。
宮舘｢さっきのすごいかっこよかったよ。｣
『もう執拗い。』
ジャニーさんに出会ってから、私の運命は変わり続けるばかりだ。
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愛結(プロフ) - 私は凪ちゃんのスカート姿見たいよ！見たいよおお！！ (4月3日 14時) (
レス) @page47 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - もう尊い。その言葉に尽きる。いつも楽しみにしています！更新ありがとうございます！ (4月3日 14時) (レス) @page46 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - 読み始めたばかりですが、とても読みやすいし面白かったです！作者様のペースで更新してくれたら、とても嬉しいです！更新待ってます！ (3月20日 2時) (レス) id: 0f350c242c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2024年3月14日 11時
